自分でつまみ食いするコト

2009年3月23日月曜日

diary 雑感

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2009年3月22日 雨


麻生総理との有識者会合がネットですべて見られるというので、夕食後に見始めた。

おもしろい。やる意味あるじゃん。
ものすごい大胆な意見とか、いろんな視点があって、これは政府の人たちだけじゃ出ない。

平等に税金をとれるのは消費税しかないと思う。消費税、イギリスでは17%、アイルランド21%、スウェーデン25%で先進国の平均は15%くらい。日本と違うのは、生活に必要な食料品には税金がかからないし、電気代も税率は軽減されている。テレビ買ったり、車買ったり、レストランでお食事したら17%課税。お金のある人が、なくても生きていけるものを買ったら、税金を払う。日本で消費税上げるって言うとみんなガタガタ言うのは、生活必需品にも消費税かかるからだね。

この会合のなかで面白い方がいて、消費税を20%にあげ、そのかわり還付金は一律ひとり20万円にするという。こうすると、4人家族の年間消費額が400万としたら、80万税金を払う事になるけれど、還付金が20万×4人だから80万で、チャラ。低所得家庭で年間消費額200万の場合、40万の税金を払う事になりますが、80万の還付金があるので逆に40万プラスの援助になる。消費税20%に引き上げで税収36兆円。24兆円を還付金に使っても、残りの12兆円を年金やら社会保障に回せる。スゴイ!これなら、今の課税対象のままいけるじゃん。

あと、1400兆円もある高齢者の貯蓄をどうやって、内需拡大(消費)に回すかって話。生前贈与に課税しなければ、お金の必要な若い世代が家を建てたりしていいんじゃないか?とか。いや、彼らは現金で持っちゃってるから、この際、新紙幣を発行して、銀行に交換に来たら、課税すれば絶対逃げらんないとか。

なんで日本が世界一の貯蓄率で高齢者が金持ってるかって言うと、やっぱり社会保障がしっかりしてないから、自分の老後は自分でってなっちゃうのが原因。消費税が高い国は、社会保障が充実してるもんね。イギリスでもnational healthの医療費は無料だった。

そっかあ。

新聞やテレビのニュースは誰かが大事って思うとこが選ばれて並ぶけど、会議の様子がぜーんぶ見られるっていいね。自分でつまみ食いすると、よくわかる。

投資すべきは、これからこの国を支えて行くわかい人たちの教育、働いてても、また勉強して資格を取れる機会。そして、こんな平和な国に暮らさせてもらってるのは、戦争に負けても、ガンバッってこの国を作って来た人たちのおかげで、彼らの老後はみんなで保障してあげたいよ。

説教臭い?

ぜんぜんカンケーないけど、夕方ラジオにスチャダラパーって人達が出てて、名前しか知らなかったけど、いいヤツだって思った。

いろんなオトナがいて、いろんな役割があって、オトナになるのもけっこう悪くないよぉって言いたいな。誰に?

みんな違うんだから、ちがう事言ってよくて、あきらめんのは、やだな。

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