2009年3月5日 晴れ
静岡デザイン専門学校のプロダクトデザイン科1年生と26人とワークショップ『100gのキモチ』をやってきました。
講師の職を離れてちょうど1年経っていて、新鮮なキモチ。作ることが好きな学生さんたちだから、休憩しましょう!と言っても、手が止まらない。これまでワークショップは15人が限度かな?と思っていたけれど、意外とコトバもキモチも届いて、大丈夫じゃん。1人4個×26人=104個を事故なく持ち帰れるよう、パッキンするのは一人じゃムリだけど。
学生さんに「夢」を書いてもらったら、「お嫁さんになりたい」「フェラーリ買う」おお、具体的。「自分のやりたいことをやる」「つきたい仕事につく!」やりたいこと、現在お探し中?「世界の希望になる」「人々のために何かやる」「みんなを幸せにできる人」そりゃタイヘン、がんばんないと。「幸せになる」って3人。何が幸せの図か、聞けばよかった。
自分は19の頃、どうだったか。ホントのこと、言えなかった。スケッチブックだって、パンツ見せるみたいで恥ずかしかったし。こうする、とかこうしたいって、言って自分に負荷ををかけるようになったのは25歳過ぎてから。有言実行ってヤツ?それもたまたま、言ってしまったら、これ以上できないってとこまでがんばれて、結果が伴うことがあったというだけの理由。けど、どんなにがんばっても、どうにもならないこともあるなって知って(笑)。相手にも『ノー!』という権利があって、「NO!」を言わせないほど頑張るのもどうかと思ったり。
起きていないコトを、その先を操作しようとしても上手く行かない。だって、予定と違っちゃったらどうするの?えーツ?そうきたの?ってなんとかする自分を信じるしかなく(笑)。今できることをおおむね、そっちの方へ向かってコツコツ続けるしかないなぁ。ホントのことは、抱えたまま。
機が熟すって、よく言ったもんだ。
