身体で表現をするヒト

2009年1月4日日曜日

diary

t f B! P L

2009年1月3日 晴れ


録画していた「ダブリンの街角で」という映画を観ました。音楽ってすごいな。一瞬にしてヒトの気持ちとか気分を変えることができる。その身体とギター1つあれば、どこでも表現できる。

アイさんというパリに住むダンサーの友だちがいました。ポンピドーセンターの前で夕方、黒いゴミ袋と踊る。さっき寝転がっていたはずの彼女は、気づくとつま先立って天を仰ぎ、時間がすべり落ちるみたい。アイさんと歩いていると「タバコ切らした」といきなり路上で踊りだした。立ち止まった通行人のチップを手にタバコを買う。うらやましかった、今だってうらやましい。その身一つで表現できる。陶芸なんて、窯がなくっちゃ、粘土がなくっちゃなんにもできない。

ダブリンという街は変な街だった。カフェやパブで出会う人、みんな「僕は詩人です」「私、ミュージシャンです」「絵を描いています」…ふざけてる。一体、誰がまともに働いてるんだ??若い人がみんなこんな商売でいいのか??友曰く、芸術家には街から援助があるとか、免税になるとか?そんなことだったと思う。20年も前のことだし、その頃の私の英語力は当てにならないかもしれないけど、とりあえず芸術家風味の街であったことは事実。映画の中のホームパーティーでみんなが歌うシーン。あんな感じだった、どこもかしこも。

喉が痛くて、おとなしく過ごした1日。毎日綴ることがどこへつながるのか、ぜんぜんわからないから3日目にして無理はよそうって思ったけど、とにかく続けてみます。この映画のサントラは、欲しい。

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