2010年11月1日 晴れ
I hear you.「きこえてるよ。」このコトバが好き。I listen to you「ちゃんと聴いてますヨ」“hear”は、自然に耳に入ること。“listen”は、注意して耳を傾けて聴くこと。
エサシさんとよみがえるのメンバーによるワークショップが昨日、スノドカフェで行われました。眼をつぶり、周りの音を拾って言葉にしてみる。私の耳には入らなかった靴音をひろった女性がいた。それぞれが自分の聞こえた音を読み上げると、詩を読んでるみたい。参加した竹下さんから「音探しが楽しくて、今やりながら帰っています。車のとおりぬける音が意外と爽やかです」と、メールが来た。そうだ、環状線近くのマンションに住んでいた頃は、雨が降り出したのを、車が駆け抜ける音で知った。
38スタジオはヒト一人が通れる程度の細長い回廊のギャラリーです。ここに、スピーカーのエンジニアをしている中小路さんが来たとき、「人間は、自分の声の反響の仕方でその空間の大きさを知る。こんな狭い通路でも圧迫感を感じないのは、天井が高くてspacyだと読み取ってるからだよ。」
夕べはお風呂でいろんな音が自然と、耳に入った。
生物として自分を取り巻く環境を知るのに、音は大切な手がかり。たぶん、生命を守ることにもつながってる。牛は、外敵がこわいから3時間しか眠らない。私がイヤホンで音楽を聴かないのは、気が小さいからかな?あ、そのわりに、夫のいびきがうるさいから耳栓して寝てる。いちばん、危険じゃん!
聞きたいことを聴きたいように、聞いてたかも。自分もその環境のなかの、1つ。Being nature to be a part of it.
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