ARTORO第3回講座「土で、土器をつくる」を開催しました。

2014年7月29日火曜日

アートロ

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 第3回講座は、11月に使う炊飯甕と、田んぼの土でミニチュア土器をつくりました。

イラスト:清水築詩

みなさん、集中していました。(しーん)
土と、一対一。
若い頃、ちいさな自然と闘ってる感じだなと思ってたけど。
一対一のとても私的な会話の結果が、それぞれの形。

こういう姿を見ると、ますます技術はこの身体にしか残せないと思う。口述やできあがったものを見ても、作りかたは伝わらない。作る手をみて、自分でやってみて、自分と土との間で「あ、こうすればいいね」って工夫ができた時、はじめてオリジナリティーが見えてくる。教わった技術を自分の環境に合ったものや形に代用していく、その過程が、集団の癖をつくるんじゃないかと思う。やってみて、登呂の癖が少しわかったかな(笑)

明日からは、ふじのくに子ども芸術大学の講座が始まります。

こどもたちが土との対話をする。さて、どうなることやら。

イラスト:長谷川未紗

弥生式土器は、うす手で碗のように開きが大きい。考古の方は壷の腹が出てるところで継ぎ目がある。ここで1回休憩して、弥生になると休憩の回数が増えると言うけれど、ちがうって。休んで、土がある程度固くならないと上に積めないよ。休まないでやったら、へたれちゃう。休まないで積んでいけるのは、ずん銅の縄文式土器デス。

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