ザッツ・紙

2008年10月31日金曜日

diary 暮らし

t f B! P L

2008年10月30日




静岡には雑紙(ざつがみ)収集があります。DM、メモ、失敗コピーなどいろんな紙をまとめて紙袋に入れ、月に1度出すようになったら劇的にゴミが減った。「これ、ザッツ・紙?」が我が家の合い言葉。日本の古紙の多くが中国に買い取られて、日本の製紙会社はリサイクル紙の原料確保に困っているらしいけど、中国でもどこでもリサイクルしてくれるんなら出します。だってさ、燃えるゴミって燃えてなくならない。燃えた後の灰は、埋め立てゴミになるんだよ。

野菜室が空っぽになったら野菜を買う。と言っても、2週に1度ラデッィッシュボーヤのお野菜とフルーツ、卵のペアパレットが届くからそれを使い切ったら、買い足す制度。

新居に移ってから、生ゴミ処理機リサイクラーを購入した。生ゴミはなるべく小さく、乾燥しているほうが電気代も少なく効率が良いというので、専用のザルに野菜屑を入れるようにした。生ゴミの量が目に見えるので、なんとかして捨てる量を少なくというキモチが働く。今までピーマンのヘタもポンと取っていたのをギリギリ使えるところまでカット、キャベツの芯はマズイと小さい頃思ったせいで、今までペッと捨てていたけれど、小さく刻んで食べるようになった。ゴミを減らしたい一心というのが変な動機だけど、今日のお昼も残っていたブロッコリの茎を細かく刻んだのとにんじん、きのこをオリーブオイルで炒め、ベランダで採れたバジルのソースでパスタを食べた。

地球に優しいとか、ロハスとか、スローライフとか嫌い。都会のままごとだわ。耳障りだけよくて、具体性のない気分。地球にやさしいなんて、住まわしてもらっといて何言ってんだか?その姿勢が、地球に失礼。

このあいだ、すごい夫婦(友達だけど)の話を聞いた。生活排水を減らす取組みとして、食器を洗う前に油汚れをティッシュで拭いたほうが良いと言うけれど、その夫婦、なんと食後2人で皿をなめているという。スゴイ!?たしかに彼女の料理の腕は抜群で、きれいに食べちゃうのもわかるけど、突然の訪問者がいたらどうするんだろ?他人には見られないように気をつけてね。目的はおんなじで、それぞれが自分のできることをやったらいいね。変なおまじないみたいな気分、くっつけなくてもサ。


これで2日分の生ゴミ。始めた当初は1日で、てんこ盛りだった。リサイクラーで処理したものをラディッシュボーヤが回収、生産農家に届けてくれるならと思って始めましたが、我が家の小さな庭にぼちぼち埋めて土を肥やしています。30cmほど掘って埋めておくと1ヶ月後にはそこだけ土が真っ黒になっている。すごいね、微生物くんたち。サンキュー!

archives

QooQ