こどもたちがつけた色の名前が素敵だった。

2013年8月2日金曜日

workshop 子ども芸術大学

t f B! P L

 

「ふじのくに子ども芸術大学 」

ワークショップ「いろ・色・カード」を昨日(8/1)に大岡信ことば館でで行いました。三島駅前で集合し、こどもたちと三島の楽寿園へ。同じ緑でも、葉っぱによってぜんぜん違うし、苔や木の実はまたちがう青緑。予定より15分押しで楽寿園を探索。ことば館まで歩いて、見つけたものを紙の上に並べてみたら、とても綺麗。小さな石をたくさん集めた子もいたり、みんなそれぞれで個性が出る。

見つけたものから5つ選んで、おんなじ色を赤・黄・青の3色だけを混ぜて作る作業。これまで小学5.6年生と行ってきたこのプログラムに、今回は7割が4年生だけど、ものすごく一生懸命。黙々とやっている。

作った色に、自分で名前をつける時、うぅ〜ん、って考えてる姿もとてもいい。「ホントは、“くさむらにアオガエルいろ”にしたかったんだけど、2行じゃ入らないと思ったの…」と、私の耳に囁いて帰った小学4年生。かわいかったなあ!

これまで、18歳以上のデザインや美術の道に進もうとしている学生と関わってきて、もっと早くから関わりたいと始めた、子ども向けのアートプログラム。わたしは、ワークショップというよりは授業だと思ってる。
「3色だけで、こんなにたくさん色が作れるなんて思わなかった!」
「こんな面白い授業、受けたことない。」
こどもたちのアンケートの声が、嬉しかった。もっとたくさんの子どもたちとこの授業をやりたい。

(定員10名のところ、たくさんの希望者がいて、そのうち12名は3日連続希望でした。抽選の結果、3人が3日連続で参加します。参加できなかったこどもたちと、どこかで会えますように。)


オリジナルカラーのエコバッグ。

集めてきたものをならべた、綺麗。この子は小さな石が好きなんだ。

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