森岡書店での展覧会が終了しました。

2013年2月17日日曜日

展覧会

t f B! P L

 

モノと向き合うのと、できごとの両立はできるかしら?と思っていたけれど、人が関わってこそ、と思いました。

最終日のおわる直前になって、自分の耳の高さにピタリと合わせたら、空間ががらっと変わった事。この耳が、ベルギーにあるギャラリーの壁に、今も私の耳の高さで置かれている事などとリンクし、次へつながる何かを予感しております。

お忙しい中、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

来て下さった方のFB投稿から、引用させていただきます。
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ちょっぴり事務所を抜け出し、お昼がてら本原さんの個展 ”ear”へ…。

目を閉じて、何も考えずに音に耳をすます。
いつも壁が聴いている音。

“音”に耳を澄ますと、普段の雑音が主役になる。
時計の音。
換気扇の音。
本をめくるパラリ、の音。
ドアを開ける音。
ドアの向こうで階段を駆け上がる足音。
話し声。
そして、自分の鼓動まで聞こえてきたから目を開けたら…
目を閉じていた時間は5分とちょっと。

“音”だけ聴いてると、その音の先のストーリーを勝手に想像して、ちょっと別の空間にいける気がした。

そんな事を感じれる時間の過ごし方をしないとなぁーと感じた一日でした。

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椅子に腰かけて、目を閉じて周りの音に耳を澄ます時間を計ってもらうのに、協力してくださった方が50名。平均すると、ひとり “5分50秒12”でした。

自分が去年から計り始めたら、なんだか平均4分33秒になりそうで、他の方にもお願いしたのだけど。
家でも、こんな時間を持ちたいとおっしゃってくださった方も多くいらして。
「あったかいシュールですね」という感想がいちばんでございました。(笑)
(*4分33秒てなに?と思う方は、ジョンケージ氏で検索!)





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