2006年5月22日
Yチェアもバリアブルも掃除の時、
テーブルにひっかけられるところも好き。
「くしゅん」としたら、腰がギクッとなった今年の1月31日以来、 大好きなYチェアに座れなくなった。古くなったら張り替えて一生仲良くやってゆくつもりだったのに…。
いつもの家具屋さんに電話。
「腰が痛くて仕事も食事もまともにできないの。」
すると、出前のように翌朝、STOKKEの椅子を3種類届けてくれました。
「座ってみないとわかんないから1ヶ月使ってみて、好きなのに決めて!」そう、お店で数分座っただけではわからないのが椅子。だってそれは自分の身体の延長線。思考も仕事の効率も食事の愉しさも椅子で変わる。
これまでも夫はモーエンセンのJ39、私はYチェア。何度家具屋に足を運んでも意見が割れて、けっきょく他の家具との調和を見ようと自宅に2脚ずつもって来てもらって、ハタと気づいた。「なぜ揃える必要があるの?」
身体のカタチは皆、違う。みんなちがうデザインの身体を備えているのなら、それぞれに合う椅子をみつけてのびのび暮らせばいい。
仕事場も自宅もテーブルは自作。でも椅子だけはプロがデザインしたものがいい。椅子って自分の健康につながっている。
椅子に対しては、なんだか身体の考古学を視る想いです。
