ARTORO、3度目の田植えをしたら、、、社会が見えた。

2015年6月8日月曜日

アートロ

t f B! P L

今日のARTORO。

田植えでした。

◯1年目のARTORO(2013)
トラクターで仕立てられた田んぼに、自分で種籾から育ててきた苗を植えた。
*この年、田んぼに裸足で入ったの、私だけだった。

◯2年目のARTORO(2014)
自分たちで田んぼを平に整備して、育ててきた苗を植えた。木製鍬から鉄製鍬を持った時、その便利さに感動。
*一人だけ、田んぼに長靴でなく、靴下で入った方が動きやすいと言っていた。
*未成長の苗は、長坂講師が持ちかえり、大きくなってから田んぼに移植。

◎3年目のARTORO(2015←今日、ここ)
これまで田んぼとして使われていなかった所を含め、3区画を管理する。一区画は直播き後、水稲。残り2区画を、OBと、今年度参加者で手分けして、田植え。参加者の育ててきた苗の大きさはバラバラ。
初心者チームが水上で、OB下の方。新人チームが畦(あぜ)切ったら、OB“何すんねん!?” 初心者チーム、背の低い苗も移植するため、水口止めて、水嵩減らす。各々田んぼの深さが違うので、必死の水搔き出し。自分たちの田んぼしか見えてない。

完全な土木工事。

3年目の参加者もいる中、「去年は、あーした、こうした。」「強力なリーダーが必要だ!」「隣りの田んぼとつながっていて、争いの元になる!」とか、、。あー、この、一人ではできない作業が社会の始まりか。
いやはや、田んぼは人工である。
あー、おもしろかった。

*博物館で午前2時から午後5時まで一日15時間、田んぼに水を入れて管理していることも、今日、田植えが終わってから、初めて知った。田植え体験とかいって、用意された苗を植えるなんて、田植えじゃないよ!なんてエラそうに言ってたけど、うちらまだまだひよっこダ。
*今年、参加者はほぼ全員長靴を脱ぎ捨て、裸足で田んぼを整備した。


SONY DSC


本当はどういう使い方をされていたかはわからない、と館の方から、田下駄の説明を聞くも。「本当に下駄だったのかね?むしろ、じゃま!」と水の搔き出しに田下駄を使う、自由な参加者。(笑)↓


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